夜行バスとは?
自称天才マジシャン・山田奈緒子と、日本科学技術大学物理学教授・上田次郎のコンビが、超常現象に隠されたトリックを解決していくミステリードラマ。ミステリー(謎解き中心)が基本ではあるが、コメディの要素もふんだんに散りばめられており、笑いを誘う人物設定や行動、台詞回し、有名人をもじった地名、小道具(張り紙、看板、習字等)など小ネタが多く、その独特の演出と雰囲気により多くのファンを獲得している(奇異な教義を持つ宗教団体や独特の因習が残る集落といった本来部外者には不気味に感じる舞台設定をどこかコミカルな雰囲気にするなど、むしろミステリーというよりは独特の世界観を持ったコメディであるとも言える)。有名なホラー映画『サスペリア』の音楽をパロディ化したようなテーマが流れる。更にオフィシャルホームページでもそういった小ネタが多い。
2000年、2002年に金曜日深夜の「金曜ナイトドラマ」の枠で放送し、話題となりヒットする(2000年の「TRICK」第一シリーズは全国的に金曜ナイトドラマの知名度が現在と違ってまだ低く、視聴率は深夜枠として平均的なものである。後に発売されたビデオ・DVD化によって、「TRICK」・金曜ナイトドラマの知名度を上げた事は事実である。ただ阿部によると、仕事で一緒になる芸能関係者の多くが「TRICK」を話題にし、それまでとは違った手応えを感じていた模様)。
2002年末に映画化され、2003年には10〜12月期の「木曜ドラマ」枠でゴールデン進出を果たした。その後しばらくのブランクを経て、『TRICK 新作スペシャル』と『TRICK 劇場版2』が立て続けに製作され、2005年11月13日に「日曜洋画劇場」枠で新作スペシャルを放送。2006年6月10日から劇場版2を公開した。特に劇場版2については制作陣から「これが最後」との意見が強調される形でプロモーションが行われた(オープニングの卵から孵ったヒヨコが「これ最後」と喋るなど)。ただし、2002年公開の『TRICK 劇場版』もシリーズの終了を意識しながら製作されており、確定的なものではないともいえる。また、堤幸彦監督はTRICK 劇場版2のパンフレットで、続編の要望があればまたやるという旨の発言をしている。 2007年11月には「秋のトリック祭り」として、劇場版と劇場版2が2週間連続で日曜洋画劇場にて放送され、11日の劇場版放送直前、矢部が「今回の放送を見たら、続編の有無が分かる」という発言をしていたが、結局真相は劇場版2の放送まで引き伸ばされ、18日の放送にも、矢部の発言の中に明確な言葉が含まれていなかったため、真相は未だ不明。 「トリック劇場版2」は完結編であるが、CMの最後に「これで終わり」と言うテロップの右端に小さく「かも」と書かれていた。エンドロールでも、最後に大きく「完」の文字が踊るが、よく見ると右下隅のほうに、やはり小さく「かも」の文字がある。
ネタの中でも重要なアクセントとなっている「登場人物の肉体的特徴」については、最初に奈緒子の設定が「マジシャンで、謎解きが出来て…」だと面白くないことから「ある部分が貧しい」との設定が生まれ、上田の「ある部分がデカイ」はそれと対の形で考え出された。また矢部のカツラについては、生瀬勝久の方から舞台との関連で「ズラ刑事」を逆提案されて誕生したと収録後に行われたTRICK座談会にて堤が述べている。また同じ座談会で、仲間が奈緒子を理解できたと感じた瞬間はエピソード1の殺人現場に制止を振り切って乗り込む場面(第三話)であり、阿部は第七話ぐらいでようやく「あ、上田」と思えたと告白している。
オープニングの卵
ドラマや映画のオープニングで、お馴染みのテーマ曲と共に卵が割れる映像があるが、中の黄身はシリーズ毎に奇抜な色をしており(1は緑、2は紫、劇場版は青、木曜ドラマは金、新作スペシャルは黒)、劇場版2では喋るヒヨコが孵った。
やむ落ち
DVDでは、オンエアされなかったカットを「やむなく落としたカット集」(通称「やむ落ち」)として収録している。第一シリーズでは本編と別に収録されていたが、第二シリーズでは「やむ落ち」を全て復元した「超完全版」として収録されている。更に第三シリーズでは「腸・完全版」と「放送版」の2枚のディスクをひとつのパッケージに同梱するという贅沢な作りになっている(値段は第一・第二シリーズとほぼ同じ)
上田の前に岡本宏という男が現れ、深見博昭という男の超能力鑑定を依頼される。彼は物や人の残留思念をたどる『サイ・トレイリング』という能力を持っており、その能力が本物であれば岡本は失踪した婚約者を探してもらうつもりだった。上田と奈緒子の二人は深見主宰のアカデミーを訪れ彼をテストするが、結局奈緒子のトリックは見破られ散々な結果に終わってしまう。頭にきた岡本に詰め寄られ、困った上田は奈緒子のアドバイスで彼女をテレビ番組の上田のコーナーに出演させ、深見博昭と対決させることに。深見は、奈緒子との対決に負けてしまい、過去にあった女性失踪事件を言い当てると言い、テレビ番組中に人面タクシー事件で失踪したとされる女性の白骨死体を見つけ出すと宣言する。ただし、深見は報酬として1000万円を要求、上田が支払いに困っていると突然小早川辰巳という男が現れ、スポンサーになると申し出る。
来さ村の白木の森に高速道路建設の話が持ち上がるが、
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の森には入ると2度と戻れないという伝説があった。そこで来さ村建設部長の橋本孝夫は上田に依頼をし、白木の森の調査を行ってもらうことに。奈緒子を引き連れて来さ村にむかった上田は、村長の大橋大三郎にせかされ、橋本夫婦・建設会社社員の日向・民俗学者柳田・ルポライター小松・探検家アラン井上と共に白木の森の調査に向かう。
このストーリーの舞台となる架空の病院で、架空の町・東京都美晴市にある。総合病院としてかなりの規模を持ち、各科が揃っている。パート3からは総合看護部が新設されナース強化の体制がとられた。またパート4の最終回には訪問看護科が新設されている。外科にはナース内部派閥があり、主に尾崎派(もしくは尾崎・朝倉派)・大島派と分かれている。上原だけはどちらにも属していない中立派。「白い巨塔」のような内部権力争いといったドロドロしい場面は避けてか、設定も医療法人系病院とし、大学病院につきものの出世争いは描いていない。あくまでコミカルな争いである。パート2では系列に第二病院が出てくる。
当作は看護師を主役としているコメディドラマであり、医者モノの路線を追求していない。日本の医療ドラマはともかく医師を主人公としているケースが多く、看護師はドラマの色づけ程度で出演していた時期もあった。しかし近年、看護師・救急隊・ケースワーカーに焦点を当てたドラマも多数製作されるようになっている。
舞台は若葉会総合病院。新人ナース朝倉いずみは初日から遅刻、勤務中に私用の電話をしてコールを見逃して患者を急変させ、先輩指導係の尾崎翔子にビンタされるなど失敗の連続。しかしその持ち前の明るさで患者を励まし勇気づけるなど、次第に信頼を得る。尾崎も朝倉の接しぶりに共感し見守り、2人の間には信頼関係が芽生える。
尾崎と沢田俊介またはいずみを巡る三上博之と水島龍太郎の恋の行方もみどころである。
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の頃はまだ世間では看護婦と呼ばれていた頃で、ドラマでもナースと呼ばず看護婦と呼ぶ場面が結構ある。パート3や4と比べるとそのことが露骨にわかる。
舞台は若葉会第二病院に。外科婦長が根本雅子より厳しい山岡美智子に変わり、尾崎の永遠の(?)ライバル大島冴子も登場。尾崎が外科主任となる。また、いずみの次の交際相手で2人目の研修医・牧原耕太郎が登場する。
なお、このシリーズのみ婦長が異なるのは、吉行和子のスケジュールの都合と考えられ、いずみが病院を異動したという設定で不自然さを極力回避している。
舞台は若葉会総合病院に戻り根本雅子が復帰、いずみが初めて指導係を担当する。しかし
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をする新人の赤木まどかは、わがままで自己中心的な性格。いずみをはじめナース一同は気が気でならない。このシリーズからいずみの新たな交際相手で3人目の研修医・高杉健太郎、高杉の指導医・浜野雄一、そして新たな大島取り巻きトリオのナース・
カリン、
ナラ、
チーク、
無垢フローリング、
メープル、
ウォールナット、
無垢材
が登場し、第14話?第16話には高杉の大学時代の先輩でシリーズで唯一の女医・桂木京子が登場する。また同じく第18話・第19話にはパート1に出演していた水島龍太郎も登場する。
シリーズ及び火曜9時枠の連続ドラマとしては唯一の2クール作品。第7話では大島冴子が全シリーズ通して唯一、黒メガネ姿から本来の伊藤かずえの姿にチェンジするシーンもある。同棲し様々な危機を乗り越え、最終的にいずみと高杉が結婚する(大島と浜野医師も結婚)。
企画の段階で江頭美智留が脚本から降板し、それまでプロデュースを務めていた両沢和幸がメインとなったことによって、微妙に作風が変化。また、メインキャストである長塚京三もこのシリーズが最後となった。