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心優しい総統率いる、間抜けな悪の秘密結社「鷹の爪団」が世界征服を目指して様々な作戦を考えるものの、最後には、非常識で正義の味方とは名ばかりのヒーロー、デラックスファイターに倒されてしまう。
そんな日常を愉快に描いた脱力ギャグコメディ。
表向きはベンチャー企業と名乗っているが、正体は世界征服を企む秘密結社である。
アジトは東京都千代田区麹町のとあるアパートで、団員はそこで共同生活をしている。THE FROGMAN SHOWの放映当時、この作品を製作したDLEの所在地が当時麹町だった(現在は四番町に移転)。アパートでありながら、大掛かりな怪人製造マシンが収まっている。モチーフの色は赤。赤字になる事が多い。
元々は「竜の爪団」という名前だったが、第一話のデラックスファイター襲撃で大打撃を受けたのを契機に組織を刷新、現在の名前となった。資金面では赤字続き。
総統
鷹の爪団の総統。55歳。誕生日は1月1日。間の抜けた所はあるが、吉田や博士よりはしっかりしている、団員の保護者役。ツッコミ役にまわる事も多い。人一倍臆病で涙もろいが、誰もが幸せに生きられる世界を作る為に世界征服を企む。恐怖を感じると声が裏返り、死にそうな場面に直面すると、「キリングミーソフトリー!」「優しく殺して〜!」など死に方を要求するが、決して命乞いはしない。本人が語るには世界征服に取り組んで23年とのことで、劇場版で離婚した妻と息子がいる事が明らかになった。
味噌汁は薄味が好み。料理をする時、割烹着姿を披露したことがある。
コピー機メーカーのアメリカ法人で働いていた際、納品にNASAへ出向いたところ、NASA職員にスペースシャトルに無理やり乗せられてキラー衛星を目撃してしまう。これをきっかけに「誰もが幸せに生きられる世界を作る為」と世界征服を目指すようになったが、この決心を妻に話した結果、離婚された。
テレビ未放映話では33年間、別の会社で働いていたことになっており、社長の奥さんに「水ギョーザに似てる」言ったのが原因で解雇された。総統の本名が小泉であることも判明したが、没エピソードであるため本編との矛盾が存在する。
前身組織「竜の爪団」(パイロット版では「蜘蛛の巣団」)をデラックスファイターによって壊滅させられ、その後組織名を鷹の爪団に改めて現在に至っている。竜の爪団の時から「ドラゴンヘッド」などの兵器を作って積極的に世界制服を企んでいた。
この時、吉田とフィリップ以外の戦闘員を失っているが、これは吉田曰く「死んだのではなく田舎に帰った」とのことで、彼らは最終話でいつの間にか再登場している。
作者FROGMANは、
FX
猛レースのブラック魔王をイメージして作製したと述べている。[1]
吉田君
24歳。菅井君と家族石からの使い回しキャラクター。誕生日は蛙男商会が創立した2月14日。鷹の爪団の戦闘主任で、怪人製造マシン完成後は怪人製造の担当主任も務める。竜の爪団の頃から戦闘員教育係として組織に参加していた古参メンバーでもある、お母さん思いの青年。一度、デラックファイターを持て成す為に、博士とともにメイド服や細木数子の格好をしたことがあるが、攻撃された。
第9話では、竜の爪団に入団する以前は国内最大手の鳩会社に就職していたと語っており、鳩と会話できるが、リストラにの煽りをうけて解雇された。
島根県吉田村(現・同県雲南市)の出身で、よく島根という言葉を口にする。この設定を活かし、島根県庁からは「しまねSuper大使」に任命された。
好きな食べ物はカレーライスとカツ丼で、中学時代はバスケットボール部に所属していたが背が低く、幼少時代から全く身長が変わっていないので見た目は子供のように見える。
両手を鉤爪のような形にして体の前に出し、手首を上下に振りながら「た〜か〜の〜つ〜め〜〜」と呻く「鷹の爪ポーズ」の考案者であり、このポーズは作品を象徴するものになっている。
H本を読む時、「おか、おか、お母さーん」「ミ、ミツコーっ」など、興奮して身近な女性の名前を叫ぶ癖がある。
フィリップ
27歳。鷹の爪団の契約社員。誕生日は不明。吉田と同じく、菅井君と家族石からの使い回しキャラクター。島根から上京してきたが、吉田に強制的に組織に入れられた。元パンテラのボーカリスト、フィリップ(フィル)・アンセルモをモチーフにしたパロディキャラクターである。
頭を丸刈りにし、赤色のタンクトップを着用して、腕全体に入れ墨を彫り込んだ容姿で、手は常にファックサインのような形にしているが、立てているのは人差し指。体つきは逞しいが性格は気弱で、マイクを使わないと話せない小心者で、話すときは日本語を片言でしゃべる。しかし、少年時代は髪型をリーゼントにセットし、バイクを乗り回し破壊活動をする、体格や風貌に似合った典型的な不良だった。
総統が「夢のぞき機」でフィリップの夢を覗いた際、正義のヒーロー「デラックスフィリップ」になって鷹の爪団を攻撃している夢を見ていたためクビにされたが、第10話で総統と吉田を助け、再び鷹の爪団に戻った。
第4話で、4話製作の半年後の2006年10月20日に死ぬと予言される。その予言のとおり、劇場版で総統を救おうとしてフェンダーミラー将軍の老人化光線を浴び墓石になってしまった。その後、レオナルド博士の手により、スイッチ一つで幽霊になったり人間になったりする半霊半人にされてしまった。
大型スピーカーで増幅した絶叫をぶつけるデス声が特技。飛来するミサイルや刑務所の壁すら破壊するほどの威力があるが、総統の命令で、テレビ放映時には禁じ手にされていた。
メンバーの中では最もまともな思考を持つが、組織の誰からも理解されておらず、総統からは「ダメな奴は何をやってもダメ」と言われており、のけ者扱いされることもある。
劇場版一作目のラストで吉田がフィリップの死亡届を書いていたが、その名前が総統の生き別れた息子と同じ名前である事が判明する。
レオナルド博士
40歳。誕生日は6月6日。人間とされているが、外見や行動はどう見ても可愛いクマで、いつも白衣を着ている。鷹の爪団のマッドサイエンティスト。本名はレオナルド・デカ・ヴィンチで、レオナルド・ダ・ヴィンチの子孫。べらんめえ口調で口が悪く、鷹の爪団の中では最も凶暴で、考えている事も腹黒い。見た目が熊であることを指摘されると脊髄反射的に激怒し、襲い掛かる習性があるため、団員の間で”熊”という言葉は禁句になっている。
長年怪人製造の研究に携わり、低コストで容易な怪人開発を可能にした。また、機械や兵器の開発能力にも長けており、不法投棄されたゴミでロボットを作成したり、100円ショップで売っている材料だけで宇宙船を作ることが出来る。デラックファイターを持て成す為に、吉田君とメイド服を着たことがあるが、すぐに攻撃された。
外見と名前の元ネタはレオナルド熊で、博士が鷹の爪のポーズの後に「
FX
」と言うのは、レオナルド熊が一番長くコンビとして連れ添ってきた相方石倉三郎から取られている。
第9話で菅井家の5人に皮を剥がされた上に食材として食われてしまい、残骸が集まって再生したが、小さくなってしまった。劇場版ではいつの間にか元の姿に戻っている。
レオナルド博士とキリン村のなかまたちにも起用され、登場している。
タワーレコード渋谷店にて催されたトークショーでは、 博士を模した着ぐるみが披露された。
菩薩峠君
4歳。謎の超能力少年。誕生日は8月24日。人の身動きを取れなくしたり出来るが、実力は未知数。左利き。: 大きな目に紫の肌をしている。言葉が未発達で、「パパ」など簡単な単語しか喋れない。
作者のブログでは、菩薩峠のモデルはオタマジャクシとされている。
生物化学兵器としてフェンダーミラー将軍の生物化学研究所に監禁されていたが、そこへ忍びこんだ総統たちと出会い脱出、その後、鷹の爪団の一員になる。
第10話で鷹の爪団員が機動隊に確保されている間に、フェンダーミラー将軍の部下の研究員に再び連れ去られ監禁されてしまうが、別室にて腕を拘束され捕まっていたデラックスファイターを助け、自力で脱出した。
なぜか総統を「パパ」と呼んで慕っていたが、最終話で無事本物のパパとママに再会し、菩薩峠が母親似だったことが判明する。
キミドリガメ(鷹の亀くん)
4話から登場。元々はただのミドリガメだったが、ある日突然黄緑色になってしまった、二本足で立つ謎の亀。
鷹の爪団はこの亀をテレビに紹介させ、関連グッズの売り上げや見物料を稼ぐと同時に知名度を全国的に広めることに成功した。
最終話で、吉田が菩薩峠に別れのプレゼントとして贈った。
デラックスファイター一家
デラックスファイター
42歳。世界各国で活躍する正義の味方。
先物取引
のセレブで、全長が高層ビルを遥かに凌駕する豪邸に住んでいる。他のテレビアニメや特撮作品のヒーロー同様、人々に尊敬されている。
戦う相手の目の前に現れた瞬間、問答無用で必殺技デラックスボンバーを繰り出す。鷹の爪団はそれによりアジトが破壊されてしまうことを防ぐため、示談金交渉で事を終わらせようとしているが、貪欲な性格のため、デラックスファイターは提示された金額やプラズマテレビなどの特典に納得がいかない場合、デラックスボンバーで脅迫する事も厭わない。
非常に短気で、人が何か自分にとって嫌な言動をとると、たとえ子供や老人の場合でも撃つが、世間の目を気にしており、日本の首相やアメリカの大統領等は絶対に撃たない。
戦闘中はもとより、日常生活においても必ず顔の一部を隠すヘルメットを着用しており、家族にも着用を強制している。入浴中以外はヘルメットをとることはないが、素顔を見せる事に抵抗はないらしく、鷹の爪団のメンバーと温泉に入浴した時、堂々と素顔を見せていた。このとき頭部の生え際が後退しているのが目撃されている。
劇場版第2作目では、報道記者や民間人に偽ヒーローだと誤解されてしまい、デラックスカンパニーはMr.Aに乗っ取られ、デラックスボンバーまで打てなくなってしまった。
声優の渡辺久美子から、関西ローカルのラジオ番組のケロロとギロロの地球侵略ラヂオ2007年12月1日放送の第87回放送分内で「なんとかマン」と言われてしまった事がある。
劇中で声がFROGMAN本人に最も近いキャラクターの一人とされている。
デラックスヨメ
36歳。デラックスファイターの嫁だが、遊興癖があり、家を空けていることが多い。講談社刊「蛙男商会の本」によると、フランス系ナイジェリア人で、モロッコ、カサブランカでデラックスファイターと出会ったとされている